GLOSSARY
用語集

カートン

カートン

カートンとは貿易においては品物を包む容器のことを指します。

元々は厚紙で出来た紙の箱のことをカートンと呼んでいましたが、時代が進むにつれ、厚紙では防水性、防腐性が劣り、現在では防腐、耐水性を持たせた段ボールのことをカートン「Carton」と呼びます。

なおこのカートンという呼び方は次第に貿易などで商品を納める箱のことを指すものから、商品を入れる箱の単位として呼ばれるようになり、1970年代においてはたばこ20個を段ボールに詰めたものを1カートンと呼び、次第にカートンというものは、運送に使用する入れ物から、運送時において品物の量を表す単位として定着しています。

使用例としてはたばこ、1カートン「10個入り」や、オレンジ、1カートン「88個当たり」の様に箱に収められている量に関して使用する用語です。なお、商品によっては個数ではなく、重さで1カートン何キロぐらいであるとされる商品もありますので1カートンとは、どのくらいの量が入っているかという単位として使用されることもあります。

昔と共通している点としては、品物を保存し運ぶための箱であることが共通点で、箱にどのくらいの品物が入っているかという量を表す言葉に変化したのは1970年代あたりであるとされます。

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