GLOSSARY
用語集
回転信用状
回転信用状とは、輸入者が取引先との貿易を行う際、同一の商品を一定の割合で仕入れさせてもらうと仮定した場合、一回分の仕入れの金額に相当する資金を担保として輸入者側の利用している銀行側が相手の取引先に預け入れ商品の仕入れを円滑に行うという銀行が発行する確約書です。
毎回信用状を取引をする者同士が更新する必要性が無いのが特徴で、同じ条件下で両者の貿易取引が円滑に行えることが前提であれば、両者が更新の必要性を持たないのがこの確約書の特徴になります。
ポイントとしては両社のやり取りを円滑に行うための確約書であるのと同時に、お互いが同じ条件を継続して取引を進めることの証明でもあるため、確約書が機能している件については、更新費用の発生が少ないという利点があります。ただし、回転信用状は毎回自動で更新される仕組みであるうえで同じ取引をしていることが前提ですが、貿易などでのお互いの取引額が少なくなることや取引量が少なくなった場合においても契約をさかのぼり契約における支払いをある程度変更することも可能です。
つまり、取引量が変化してもその都度銀行側が信用状を自動で更新しますので取引額の他取引量が減少または増加しても即座に対応することが可能で、取引の更新について毎回自動で更新されるため、貿易を行っている者同士が手動で更新するよりも頻度が少なく費用の発生を抑えることができる方法です。