委託販売協定とは海外の信頼できる業者に依頼して自分に代わって商品の販売をしてもらってそのための手数料を払うという取り決めです。

これで実際にこの商品の所有権は委託された業者が現地で売って所有権が移転するまでは委託した者にあります。ですから、委託販売を依頼した業者は万が一委託した商品が売れないという事があればその損失のすべてを負う事になるというリスクがあります。

これによって海外で商品を販売したい業者にとっては自分が海外で販売したい価格で自分に代わって販売してもらえるというメリットがあります。

ですが、そのメリットがある委託販売協定ですがその販売を依頼した商品が一定期間売れなかった時は返却される事になっているので生産者は在庫を抱えるリスクがあります。

自分が販売したいと思う条件で商品を海外で販売する事ができるというメリットがありますが売れなかった時は相応のリスクがあるのが委託販売協定です。

逆に委託をされた業者は商品の所有権を有しておらず販売を委託されただけですので在庫リスクもなく販売手数料を得る事ができます。

一見して海外業者に販売を委託する業者の方がリスクがありあまり良くないように見えますが実際は自らマーケットの開拓をせずに済むという良さがあるのが委託販売協定を結ぶメリットです。