ENGLISH
英語フレーズ
商談英語フレーズ①
ここでは、見本市で必須となる英語フレーズを商談の一連の流れでご紹介します。
この一連の切り出しは、相手を一瞬にしてその気にさせる魔法のフレーズです。
何度も復唱してすらすらと出るように練習してください。簡単な言い回しですが、ここには相手が欲しい情報のほとんどがちりばめられています。
目次
Hi!
(こんにちは)
商談で相手のブースに入るときは、必ずあいさつをしてから入るようにしましょう。
明るい笑顔で元気に 「Hi!」と あいさつをして入ることが大切です。
もちろん、「Hello」や「 Good morning 」でも問題ありません。
初対面では明るく開放的な雰囲気が特に重要なポイントです。
日本式の仏頂面の無表情では、共感は得られません。
相手も人間です。どうせ取引をするのであれば、いかにも景気のよさそうな人間と付き合いたいと考えるのは、当然だと思いませんか。
相手のブースに入る時というのは、最も重要なステップですので、意識しておきましょう。
We are from Japan.
(日本から来ました)
元気にあいさつをしたら、次に「We are from Japan.」といって、日本人バイヤーであることを最初に伝えます。
ここでは、相手の気を引くことが最大のポイントになります。
日本人は、自分や自国を過小評価しがちですが、世界では、自身が思う以上に高 く評価されています。
日本は、世界第3位の経済大国です。潜在的に、取引を望んでいるメーカーは多いです。
日本の品質基準が世界一であると同様、Made in Japan は、人間も同じです。
このブランディングを利用しない手はありません。
ですから、 声高らかに堂々と宣言すべきなのです。
このステップに限らず商談の時には必ず、主語にWeを使いましょう。あなたは、あなたの組織を代表して、相手に会っているのです。
日本語の「手前ども」「弊社」などというような雰囲気を醸し出せるからです。
We are very interested in importing your products.
(御社の商品にとても興味があるのです)
最初に条件さえ合えば、取引の用意があることを明言してこちらのフィールドに引きこみます。
これは、相手にとっては最も響く台詞です。自分たちが、努力や時間をかけて製造し出展した商品です。それを、魅力的で欲しいと思っていると言うのですから、相手は抵抗できないでしょう。
特に、この interested という言葉がポイントで、日本語の「興味がある」と違い、ズバリ「~したい」という意味になります。
Would you be interested promoting your goods in Japanese market?
(日本市場で御社の商品の販促することに関心がありますか)
ここまで、まず日本から来たことを告げています。
先ほど述べたように日本は世界第3位の経済大国です。ほとんどのサプライヤーは、日本との取引を望んでいます。
もちろん、必ずしも全部とは言いません。次に相手の商品に興味があることを告げています。
これは、輸出商に限らず物販業者であれば、最大の讃辞です。
その上でさらに、サプライヤーの商品を拡販してもいいと提案するのです。日本に販路を求めているサプライヤーにとっては断る理由のない魅力的なオファーではありませんか。
すでに日本に総輸入元を有している場合は、そうでないこともあるにしても、です。
しかしどちらの場合もこのステップの最高に優れている点は、YESでも NO の場合でもわずかな時間でお互い取引の可能性が、一瞬にしてわかることです。
可能性のない相手に、いつまでもかかわらなくて済むという点です。
時間が限られている展示会の性格上、できるだけ多くの相手と可能性を探っていくためには、強力なツールなのです。
ここまでの段階で相手から YES を引き出したら次のステップです。