GLOSSARY
用語集

ATA

ATA

ATAとは、Actual Time of Arrivalの略で実際の到着時刻のこと。
貿易や航空業界で使われる。

ATAカルネという言葉は私たち一般人にも関係がある用語となります。
ATAカルネとはATA条約のことでもあり、「物品の一時輸入のための通関手帳に関する通関条約」と言い換えられます。
主要な国の間で結ばれている条約で、国際的制度に基づいて作られました。

世界をまたにかけて仕事をしている場合、その仕事で作った商品サンプルや用品等を別の国にもって行き、出張が終わればまたそれを日本に持ち帰ってくるということもありますが、この時にはそれぞれの国で通関手続きを行う必要が出てきます。場合によっては課税されるケースが見られるので注意が必要になります。

しかし、これでは出張もままならずとても面倒な手続きになってしまいます。空港職員の負担なども増えます。これを解消すべく、ATAカルネというものが作られました。これがあることによって、それぞれの国の税関で通関書類を作成しなくても良くなりました。出張に必要な仕事用具に関しても課税されることなく輸出入通関できます。

ただし、ATAカルネを利用する際にはその仕事用具を持ち込もうとしている国がATA条約に加盟しているかの確認が必要です。

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