GLOSSARY
用語集
Courier
Courierとは、貿易界において書類や小口の荷物を配達する国際宅配便を指し、Door to doorとも称されています。文字通りに、送り主から国外の送り先の玄関までの一貫輸送を数日ほどの短期間で行っているサービス業者のことで、その多くが航空便です。有名どころではフェデックス社やUPS、そしてTNTエクスプレスなどが挙げられるでしょう。
このCourierはフランス語が語源ですが、日本では配達システムが発達していなかった時代に利用されていた飛脚に該当する言葉になります。現代のCourierは、主要都市間の輸送であれば日本からアジア諸国へは即日から3日ほど、欧米諸国へも2日から長くても4日程度で荷物を運んでもらうことが可能です。また、届けてもらう荷物が書類のみの場合にはインボイスがいりませんので手続きが簡略化でき、早さを求める場合にはCourierが重宝されます。
利用料金は各業者によって異なりますが、頻繁に特定の相手との取引が行われている場合や、一度に大量の荷物を依頼する場合には、得意先として割引価格が適用されることが少なくありません。この辺りのシステムは、国内での荷物の運搬に業者を依頼する場合と同様です。