Final Destinationとは貿易における貨物の最終の仕向地という意味です。
これはB/Lに記載されている項目の貨物の最終の仕向地という意味です。

このようになっているのですが船会社の責任は実際はFinal Destinationの場所までは責任を負わないです。船会社が責任を負うのはPlace of deliveryに記載されている場所までしか責任を負わないようになっています。

これはあくまでFinal Destinationというのは輸入された貨物の最終の仕向け地という意味があるので船会社はそこまでの責任を負う事はないという事です。

船会社は船で貨物を運んできますが運ぶのは貨物を引き渡す場所までだからです。その場所は輸入される国の港であり、最終仕向地ではないです。

なので船会社が自ら運んできた貨物であってもその貨物の責任を負うのは船会社がその貨物を引き渡した場所までとなります。

それ以降の貨物の動きについては船会社は責任を負わないので貨物の最終仕向地であるFinal Destinationまでは船会社は責任を負わないので注意が必要です。

このFinal Destinationを確認したい時は船荷証券を見ることで確認できます。