GLOSSARY
用語集

コンテナ

コンテナ

コンテナ(Container)とは、貨物の輸送用で使用される容器のことです。

コンテナの種類

コンテナの大きさは国際標準化機構(ISO)の規格で定められています。
標準のものは、幅8フィート(約2.4メートル)×高さ8フィート6インチ(2.6メートル)で長さが20フィート(6メートル「)と40フィート(約12メートル)の2種類があります。

また、サイズの違いの他、冷凍・冷蔵コンテナや液体貨物専用のタンク・コンテナなど貨物に応じて、さまざまな種類のコンテナがあります。

コンテナ貨物の種類

コンテナ貨物は、貨物の量によって2種類に分けられます。

  • FCL貨物
    FCL貨物は、ひとりの荷主で一台のコンテナを満たす貨物をいいます。
    荷主が、自社の倉庫などでコンテナ詰め(バンニング)をし、コンテナ・ヤード(CY)に運び込んだあと、通関手続きが行われ出荷されます。
  • LCL貨物
    LCL貨物は、一台のコンテナに満たない少量貨物のことをいいます。
    コンテナ・フレート・ステーションに運び込まれたあと、その場で通関手続きが行われます。
    その後、船会社によって他の荷主の荷物と一緒にコンテナに詰められ コンテナヤードの運ばれ、出荷されます。

在来船とコンテナ船

在来船(Convertional Vessel)は、一般貨物船のことです。
船自体にクレーンを備えているため、艀(はしけ)や岸壁などから直接積み上げることも可能で、コンテナだけでなく、形状の異なる貨物も積み込みます。
そのため、荷役作業に人手がかかり、また、貨物の積み込みが天候左右されることもあり、入港や出港日が遅れることもあります。

コンテナ船は、コンテナ貨物専用の貨物船です。
陸上に設置されているガントリー・クレーンによって積み込みが行われます。
コンテナ船は、在来船に比べて荷役作業に手間がかからず、天候にもほとんど左右されたないため、航海日程が比較的安定しています。

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